花粉症の改善とTH2細胞の活性化を抑える方法

はい、まずは前回の続きから・・・

現代の日本人の体には過去には無かった外部的要因によって様々なストレスを受けています。

戦前にはなかった大量のスギ花粉、食生活の変化、排気ガス、タバコなどの化学物質‥などの影響によって粘膜が弱り傷ついてしまうことによって、粘膜が本来の防衛機能を果たせないことによって、TH2細胞が活発化してしまい異物と戦うために常に必要以上のIGE抗体を配備してしまう。

と、ここまでが前回説明した内容になります。

粘膜が本来の防衛機能を果たせなことによって、TH2細胞が活発化してしまう。ここが大事です。

つまり、粘膜が本来の機能を果たせるように促す必要があります!

話は戻りますが、実はそもそもTH2細胞が花粉に対して活発になる理由として花粉が入ってくる以前に既にセンサーが敏感になっているのです。

もちろん排気ガスや煙草の煙も原因の一つですが、その主な原因とは現在の日本人における食生活の変化が原因でありその直接的な原因は欧米食への変化、つまり魚や穀物主体の食生活から肉食生活への移行により、動物性タンパク質を多く摂取する生活になりその結果、腸内に負担がかかる。

特に動物性タンパク質は構造が複雑であり分解にも時間がかかります。

この動物性タンパク質=異種タンパク質の摂取が多くなることにより、腸内環境のバランスが崩れ、悪玉菌が腸内の細胞をボロボロにしてしまい、それを守るためにTH2細胞が活発化することによって、異物を追い出すために下痢などを起こしてしまいます。

この時点でTH2細胞の活性化→全身に防衛センサーが働く→粘膜が弱くなっている目、鼻周りに多く配備TH2細胞が異種タンパク質に対して敏感に反応する臨戦態勢が整うのです。

そこに花粉が到来・・・・実は花粉も構造的には異種タンパク質として判断されるため異物と戦うためにTH2細胞が活発に活動しIGE抗体を大量に出す→ヒスタミン、ロイコトエンを分泌→花粉症となります。

普段からの心がけとして肉類に付いては焼いて焦げるとタンパク質がより凝固になり分解に時間がかかるため、焼くよりは煮るとよい、良く噛んで食べる、魚主体への食事に切り替えるなどの方法もありますが、

直接的なアプローチとして腸内環境を整えるために、毎日ヨーグルト食べ続け、腸内の善玉菌が増やし弱っている腸内の細胞・粘膜が治ることによって、TH2細胞の警備が薄くなる結果花粉症の症状が抑えられるということになります。

ここまで説明したうえであえていいます『騙されたと思ってやってみてください、続けて見てください!!』と自信をもって言えます。

早ければ数週間、遅くとも翌年の花粉シーズンには驚くべき結果が待っていることでしょう、2023年の花粉量は例年の5倍とも10倍とも言われています、今、私はマスクをしなくても目も痒くないし鼻水もでないし、くしゃみもでなければ薬も飲んでいません!!

私も花粉症で苦しんだからこそ、思うのですが一人でも多くの方がこの苦しい花粉症から解放されることを祈ります。

それではまた!!

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